本日紹介するのは、「おおきなかぶ」です。
ロシアの民話を元にした絵本で、昔から広く親しまれている作品です。
作品情報
再話:A・トルストイ
訳:内田 莉莎子
絵:佐藤 忠良
出版社:福音館書店
対象年齢:3歳〜
定価:1320円(税込)
作品のあらすじ
おじいさんが庭にかぶの種をまくと、やがてとても大きなかぶが育ちました。おじいさんはかぶを抜こうとしますが、一人では抜けません。
そこで、おばあさん、孫、犬、猫、そして最後にネズミが加わり、みんなで力を合わせて「うんとこしょ、どっこいしょ」と引っ張ります。
なかなか抜けなかったかぶですが、最後にはネズミの小さな力も加わって、ようやくかぶはスポン!と抜けました。
協力することの大切さや、小さな存在も大きな役割を果たす大切さなどが分かりやすく描かれています。
リズムよく、繰り返しのある楽しい作品となっているため、読み聞かせをしながら一緒に掛け声を言ってみたり、日々の中で協力をしてほしい場面で掛け声を使ったりと様々な場面で取り入れることができる作品です!
なんとなくは知っているけど手に取ったことはない方もいるのではないでしょうか。
もし、少しでも興味を持っていただいた方がいたら、ぜひ手に取ってみてください。